4年前、5年前に相次いで両親を亡くしました。
お涙ちょうだいは、好きではないので
この件は、あまり触れてきませんでした。
しかし、最初に母を亡くした時から時間が経過しても
忘れる事はできません。
それは、母の実家である場所を会社とカフェで使い、自宅にはお仏壇があり
毎日お線香をあげ、出社していると毎日思い出します。
人が亡くなると、沢山の手続きが必要になります。
一人でこの手続きをしていた時は悲しみを少し忘れていました。
しかし、落ち着いてくると何だかまた、悲しみが襲ってきます。
街を歩いていると、皆幸せそうでそんな悩み、悲しみも関係ない人ばかりに
思えてきます。
母の余命を聞いた時も、世の中の人がすべて幸せで自分だけ
不幸の中にいる感じがしました。
弊社にカウンセリングにいらっしゃる方も、大切な人を亡くし(失くし)
傷ついてしまった心や気持ちをどこに持っていったら良いのか
誰にもわかってもらえない、深い悲しみでいらっしゃる方も多いです。
親が先にいつか逝ってしまう事は誰でもわかっています。
しかし、喧嘩していても親はずっとそばにいるものとおもい
亡くなってから後悔している方も多いのです。
そして・・深い悲しみから抜け出せないのです。
心を癒す本、ドラマ、映画を観ても悲しみは消えないと思った方は
思い切って話す、泣くをしてみてください。
子供みたいに泣いても良いのです。
(私は、それが出来ませんでした。)
それが、自分の心の整理にもなります。