人に話すと「え~そうなの?」と言われますが、20年以上前、電車に乗ると(満員電車だったり座れなかったり)ざわざわしてきて、立っていられない状況が1年続きました。
人の多いところも耐えられなくなりました。
暗黒の時代
この時代は、心に関しての治療はあまり多くなかったですし、自分でもどう説明をしたら良いのかわからなくて、通勤は1時間以上早めに出てから、無理だ~って思ったら降りる乗るを繰り返しました。
タクシーを使ったり、場合によっては歩いたり、絶望的に過ごした時期でした。
仕事は残業も多く、仕事は好きだったので何とか乗り越えましたがある時、母が私の様子に気が付き病院に・・。(すでに結婚し実家をでていたのですが、月に何度か会っていました)
処方された薬は、今は思い出せませんが、その時にドクターから言われたのは「パニックの予感がしたら甘いアメを食べなさい」と。
関西のおばちゃんみたいに「アメいる?」って。すごい量のアメをバッグにいれ持ち歩いていました。
この時期は、私にとっての「暗黒の時代」
何故治ったのか?
- 母が気づいて力になってくれた
- 頼ってもいいんだ
- 辛い事があったのでパニック障害になってしまった事への自覚
- 泣きながら話せる人がいた
と・・色々ありますが、同僚、上司、友人にも気が付かれずにすっかり良くなっていました。(ただ、その時期に後輩、友人の結婚式に欠席を提出したのは心残りですが)
プチうつや、パニック障害になってしまった方の辛さや、人に言えないで辛いおもいをしている方の気持ちは良くわかります。
弊社のカウンセリングにも、泣きながら辛かった事をカウンセリング時間いっぱいにお話して下さる方が大勢います。
最後に「すみません。私ばかり話して」とおっしゃいますが、大丈夫ですよ。
以前の私ですから。
親しい人だからこそ話せない事ってあります。
お守り代わり
さて・・今の私は人の多いところ、飛行機に乗る時、長い間電車に乗る時には、フラワーエッセンスエマージェンシーとアメちゃんは必ず持っています。
お守りですね。
生きていると楽しい事、辛い事、悲しい事、悔しい事、怒りなど様々な感情があります。
今は、そんな事もあるよね~って、楽天的に考え、もしまたあの状況になったら対処すればいいやって。
楽天的になる事、笑いにかえて生きていると楽になってきます。