「女の子は旦那様からいくつになっても可愛いと思われる人でいないと。」が 口癖だった明治生まれの祖母でした。 実際、私からみても可愛らしい祖母でした。 私は、誰もが認めるおばあちゃん子でしたが、 この「女の子は旦那様から・・」の言葉には何となく違和感を感じ テキトーに「は~い」とこたえていました。 一方、父は 女の子らしいと(自分ではわからないのですが)、 「何媚びているんだ!!」と怒りだす 昭和一桁世代の典型的な頑固な父で、 何が何だかわからない時もありました。 母は、仕事ばかりで、あまりかまってくれなか ...