「女の子は旦那様からいくつになっても可愛いと思われる人でいないと。」が
口癖だった明治生まれの祖母でした。
実際、私からみても可愛らしい祖母でした。
私は、誰もが認めるおばあちゃん子でしたが、
この「女の子は旦那様から・・」の言葉には何となく違和感を感じ
テキトーに「は~い」とこたえていました。
一方、父は
女の子らしいと(自分ではわからないのですが)、
「何媚びているんだ!!」と怒りだす
昭和一桁世代の典型的な頑固な父で、
何が何だかわからない時もありました。
母は、仕事ばかりで、あまりかまってくれなかったのですが、
私が大人になってからは、親友になりました。
そして、そんな母の背中を見てきた私は、やはり仕事が好きな大人になりました。
家族は、生まれてすぐに接する小さな社会です。
ここから社会性を学び幼稚園、小学校で更に小さな社会に慣れていくのでしょう。
さて、最初に戻ります祖母が話していた「いくつになっても可愛いと思われる人」
とは、旦那様だけではなく、皆に可愛がってもらえる人になってもらいたいと
いう意味だったのでは?と
最近思います。
それが、今の私に出来ているのかは判断ができませんが、
人に媚びるのではなく、一緒にいて楽しい、快適、ずっと友達でいたいなど
そういう人でいたいと常々思います。
カウンセリングにいらっしゃった方は、皆様悩みを抱えていますが、
本当にキュートな方ばかりで、こちらが勉強になります。
自信を持ってくださいね。